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御坊市 湯川町富安   古田 輝美 (ふるたてるみ)さん (57歳)

就農年数 25年  ミニトマト、ブロッコリー、うすいえんどう、ゴーヤ、水稲を栽培されています。
古田輝美さん広報誌『はあとふる』2008年10月掲載記事より

 サラリーマン家庭から農家へ

 古田さんは、ご主人のご両親が農業を営んでおられ、1980年代レタスなどが『緑のダイヤ』と言われていた時期に、上のお子さんが5、6歳になり、少し手が離れたこともあってご両親の手伝いをするようになったのがきっかけで農業を始められました。

 サラリーマン家庭で育った古田さんはそれまで農業をされた経験がなく、最初は苦労の連続だったそうです。

 ご両親がご高齢になられたことで、本格的に引き継がれました。現在はご主人が会社勤めをされているため、普段はお一人で農作業に励んでおられます。


○冒険心が生んだ
 古田さんは、ミニトマトを7月から12月の霜が降りる頃まで収穫し、その後初夏取りうすい、ゴーヤ、翌年に春取りうすいというサイクルで、2枚の畑を使い、時期をずらして栽培しているため1年間で4作の農作物を収穫しているそうです。

 「兼業農家で労力が限られているので、効率よく色んなものを作ろうと思い、2作できたから次は3作という感じで作っていたら、4作出来ました」と話されます。

 風の被害が多いこの地区では、古田さんが行っているトンネル栽培やマルチ栽培などのビニールは、風の強い日には一晩で飛ばされてしまうそうです。台風が近付くと、ミニトマトのネットを低い位置に下ろして風の影響を受けにくくするなど、風対策には一番気を配られているそうです。


○感謝の気持ちを忘れず
 2年前に息子さん夫婦と小学校2年生と3歳、2歳の3人のお孫さんが近くに新居を構えられ、毎日とてもにぎやかに過ごされているそうです。お話を伺った日も、お嫁さんがお孫さん2人を連れて遊びに来られていて、明るいご家庭だと思いました。お嫁さんはミニトマトのパック詰めなどを手伝ってくれ、とても助かっているそうです。

 ご近所には相談し合える仲間がたくさんおられ、旅行やレクリエーションなど楽しい行事に進んで参加されているそうです。「楽しみながらご先祖様の残してくれた畑を守っていけることを、とても幸せなことだと思います」と古田さんはおっしゃいます。その中でも「この辺のお年寄りの方は、とてもお元気で草刈りなど進んで手伝ってくれる人たちばかり。とても頼りになります」と、近所の方々にとても感謝をされているのが印象に残りました。

 また、「反省することも大事ですが、私の今までの合言葉『来年あればこそ』と、失敗にめげず取り組んでいます。もうすぐ定年を迎える主人と二人で新しい作物、品種の栽培にチャレンジして、健康に気をつけて楽しみながら農業を続けて行きたい」と、何事にも前向きに取り組む古田さんの姿勢に元気をいただきました。

 これからも頑張ってください!

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