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| 日高川町平川 平川 栄一(ひらかわよういち)さん(69歳) 文代(ふみよ)さん(63歳) 就農年数 6年。ゴーヤ13a、ブロッコリー10a、水稲27aを栽培しています。 |
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辛抱から喜びへ 農業に見いだす生き甲斐 勢いよく茂るツルや葉に、強い生命力を感じるゴーヤ。日高川町平川の生産者、平川栄一さんと文代さんご夫妻が栽培する圃場です。 猛暑が続く中、日に日に成長し、まさに最盛期を迎えています。 両親の手伝いをしながら、長年サラリーマン生活を送っていた平川さんご夫妻。栄一さんの退職を機に、本格的に就農しました。 近所の方が作っていたことや作業性の良さなどから取り組んだゴーヤ栽培は、今年で6年目を迎えます。 今年は5月10日頃に定植し、7月上旬から出荷が始まりました。各日の出荷で、1日に約50~60ケース、多い時には90ケースを出荷しています。 出荷日には、朝5時から9時半頃まで収穫を行い、選別作業をした後、お昼までに選果場へ届けます。暑さの厳しい昼間は休憩をとり、夕方4時頃から6時頃まで再び作業が続きます。 ゴーヤは、比較的手間の掛からない作物ですが、時間を掛けてマメに手入れをするほど、品質や収穫量に差が出てきます。 最盛期の今は、どんどん茂る葉やツルをかく作業に追われる日々です。 つややかで濃い緑色のゴーヤを育てるには、光を当て、風通し良くしなければなりません。光量不足で白く成長してしまった実に、後からどれだけ光を当てても色が濃くはならないため、最初からの小まめな作業が肝心です。 病気に対する管理も神経を遣い、労力を必要とするものですが、それにも増して、今年は予想外の対応を強いられました。 7月に襲来した台風です。すでに立ててある支柱やネットを、ツルが傷まないように全て下ろし、台風に備えました。幸い、この圃場は直接の被害を受けずに済んだのですが、台風が通過した後には再び支柱を立て、すべて消毒しなくてはなりませんでした。 やはり、自然災害には敵わず、農業は天候に左右されるものだと痛感しています。 しかし、その甲斐もあり、現在の株の状態は非常に良く、元気いっぱいに成長を続けています。 農業を営む中で、頭に浮かぶのは『辛抱』の2文字。特に、真夏に最盛期を迎えるゴーヤの栽培は、暑さとの闘い、体力勝負です。 文代さんの作るゴーヤ料理と毎日の『ゴーヤジュース』で、二人とも夏バテ知らず!「周りの方から、料理上手な奥さんがいて幸せだと言われる」と、照れながら話す栄一さんです。 「お父さんは、途中で諦めることなく、株を長持ちさせて最後まで収穫するタイプ」と話す文代さん。収穫期間を延ばせば、その分1株あたりの収穫量が多くなるため、毎年できるだけ長く出荷するよう努めています。 「たくさん収穫出来たり、良い物が作れるとうれしいもの」とゴーヤ栽培に手応えを感じ、仕事が『生き甲斐』になっています。 『辛抱』の多い農業ですが、無理をしない程度に、体力の続く限り携わっていきたいと考えています。 |