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| 御坊市 名田町野島 堀端 知 (ほりばたさとる)さん (53歳) 就農年数 33年 60aの施設を含む90aの圃場でスターチス、千鳥草を中心に、トマト、メロン等を栽培されています。 |
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結果は努力次第! やりがいを感じる農業 堀端さんは20歳の時に、スイカやオランダ、レタスなどを栽培されていたご両親の跡を継いで就農されました。 名田地区全体が花栽培に移行していく中で、堀端さんも6~7年後にカスミ草、10年後にはスターチス、スイートピー、その後千鳥草と、花栽培に力を注いで来られました。 ○自然の脅威 施設栽培は天候に悩まされることが多いそうで、「一昔前までは台風の詳しい情報がなかったため、妻と2人2~3日寝ずに施設のビニールを外したこともありました。川の近くにある施設が浸水した時も、雑菌が入り、腐って枯れてしまったため、消毒しなおさなければならず大変でした」と、被害の深刻さが目に浮かびます。 また、洋花は通常3月まで順に出荷していくそうですが、温暖化の影響で集中的に開花してしまい、価格の低迷が避けられないそうです。「今年も2月の異常な暖かさで、一気に開いてしまいました」とため息をつかれます。 ○病害虫への危機感 花の栽培では、「灰色カビ病」と「萎凋細菌病」の被害に遭われることも多いそうです。「毎年、加温のためハウスを閉めることが多い1~2月に発生し、湿度が高いと一晩で施設内全てに蔓延することもあります」と、天候に左右されることが大きく、管理にはとても神経を使われています。 今年は原油高で加温を控えていることが幸いし、まだ被害は出ていませんが、いつも危機感を持ち続けられているそうです。 ○心のつながり ご苦労なことも多い中、堀端さんは農業にはとても遣り甲斐を感じていらっしゃいます。「努力すればするほど、作物は応えてくれます。労力を惜しまないことが大切ですね」と、手間をかける程に品質の良いものが出来ることを実感されています。 かつては、洋花部会長も務められた堀端さん。JAの勉強会への参加や圃場視察などを積極的に行われ、研究心も旺盛です。 「低コスト耐候性ハウス組合の仲間たち13人で月1回集まり、『作戦会議』を開いています」と、建設時に助け合った方々と、現在も共同作業や花の情報交換をされているそうです。「名田地区は生産者みんながすごく仲が良くて、いつも協力しあっています」と、農業を通じて『連帯意識』が高まっていることを強調されます。 ○夫婦の絆と子供への期待 堀端さんご一家は、奥様とお母様、息子さんご夫婦に男の子2人のお孫さんの7人家族です。 スイートピーを栽培されていた頃、芽かき、収穫、箱詰め作業に毎日夜中3時まで作業し、2~3時間こたつで仮眠するという生活を送られていたそうで、そんな多忙な日々を共に過ごされた奥様とは強い絆で結ばれていらっしゃいます。 堀端さんは3人のお子さんたちに、小さい頃から冗談半分で「継いでくれたらいいな」と話されていたそうですが、「次男が高校卒業の時に跡を継ぐと言ってくれて、本当にうれしかったですよ」と微笑まれます。息子さんも就農されて10年になり、「半分は成長しましたが、あと半分でやっと一人前。一日も早く一人前になってほしい」と話されながらも、栽培も出荷も安心して任せられるほど頼もしく感じられています。 ○信念を貫く 今後に向けて、堀端さんは「新しい試みに挑戦したい」と構想を練られており、スターチスは苗代が非常 に高いため、コストのあまりかからない新しい花の栽培に着手したいとお考えです。また、不景気の影響で 花全般が伸び悩んでいるため、「収益向上を目指して、忙しいのを覚悟で年3~4回回転出来る野菜の栽培に取り組みたいと思っています」と決意の程を語られます。 堀端さんの好きな言葉は『一生懸命』! 学生時代に打ち込んだバスケットを通じ、『努力は結果に現れる』と身をもって経験されたそうです。 その言葉通り、忙しい中でも労力を惜しむことなく農業に力を尽くされることと思います。 あまり無理されることなく、お体は大切に・・・ 堀端さんの、今後益々のご活躍を期待しております! |