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御坊市名田町   中西 敏郎 (なかにしとしお)さん (47歳)

JA紀州中央スターチス部会長。栽培面積 50a。
20棟の施設で、紫系『サンデーバイオレット』と『紀州パープル』を栽培されています。
中西敏郎さん(農業新聞2008年10月10日掲載記事より)

 スターチス生育順調
     省エネ技術を研究


 生産量日本一を誇るJA紀州中央のスターチスの出荷が10月末から始まります。定植は8月末から9月上旬に行われ、生育は順調です。

 ここ数年、JA紀州中央管内では、低コスト耐候性ハウスが増加。病気、かび防止のための循環扇や大型換気扇、点滴かん水などが普及しています。生産コスト削減に向けた土壌診断の実施も進んでいます。

 JA管内のスターチス栽培面積は30haで、栽培品種は約70品種。10月末から7月まで、全国の市場に出荷しています。年間の生産量は2800万本で売上高は11億円。

 紫を中心に青、ピンク、黄、白とさまざまな花色がそろっており、生産量ともに市場の要望に応えられる産地として高い評価を得ています。濃い紫色の「紀州パープル」とブルー系の「紀州スター」というオリジナル品種も人気です。

 JA紀州中央スターチス部会長の中西敏郎さんは、施設20棟(50a)で、年間出荷量約45万本を目標に栽培されています。今年は、確実な出荷が見込める紫系「サンデーバイオレット」と「紀州パープル」のほか、試作12品種を定植されました。

 中西部会長は「連作障害回避のため毎年夏には太陽熱による土壌消毒を行っている。冬に向け重油価格が気になるが、高品質なスターチスを出荷するためには加温が必要。部会員とともに省エネ技術を研究している」と話されます。


*低コスト耐候性ハウス・・・基礎工事を行いパイプを連結強化することにより、耐風強度が大きい
                  ハウス。台風時期もフィルムを張れるため作物の周年栽培が可能で
                  ガラス室に比べ設置コストも安価です。


*連作障害・・・同じ圃場に同じ種類の作物を毎年続けて作付けすることで、病気にかかりやすく
          なったり生育が悪くなったりすることです。

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