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御坊市湯川町財部  織田 高和(おりたたかかず)さん (40歳)

就農年数 22年。小玉スイカ35a、大玉スイカ5a、適熟芳香南瓜10a、レタス70a、白菜10a、
水稲100a栽培されています。  
織田高和さん広報誌『はあとふる』2011年5月号掲載記事より

 思い通りにならない
    だからこそ、面白い!


年も、スイカの季節がやってきました。御坊市湯川町で小玉スイカ『ひとりじめ7』を栽培する織田高和さん。両親から農業を受け継ぎ22年になります。

 就農当時は大玉スイカが主流でしたが、時代の流れで、2~3年後には小玉スイカの栽培に取り組み始めました。

35aの圃場で、約1,500株を栽培。今年は3月3日に定植し、つる引き(整枝作業)の最終段階に入ったところです。4月中旬に行う交配までの時期がとても大切で、ひと株ごとに2~3回行うつる引きは重要な作業。つる引きも交配作業も、すべてが手作業です。


年に比べて寒く、雨が少なかったので、生育は少し遅れ気味で樹勢が弱かったのですが、4月に入って雨に恵まれ、飛躍的に回復してきました。

 5月20日から25日に初出荷の予定で、500ケース以上の出荷量を見込んでいますが、数の多さよりも秀品率アップ、品質の向上を第一の目標に考えています。


玉スイカの圃場には、一株ごとに『ネギ』を植えています。以前、「つる枯れ病」で壊滅的な被害を受けた経験があり、対策を研究しました。『ネギ』が効果的で、根張りの相性が良いと聞き、3年前から取り入れています。

 ポットの中で種から苗を作る際に一緒に植えるため、手間はかかるのですが、定植後の生育は良いようです。


「小さい頃から両親の姿を見ていたので、自然に農業への興味がわき、ずっと農業をやりたいと思っていた」と話す織田さん。

 しかし、農業に携わる中で「自然には勝てない」と痛感しています。「雨が降ってほしいと思っても、思い通りにはならない。毎年同じことをしていても何が起こるか分からない。先が読めないのが農業」。しかし、「逆に、そこが面白い!」と、農作物を育てる過程を楽しんでいます。


在は父と、時々姉に手伝ってもらいながらの経営。一人で作業することも、多いものです。

 広い圃場で大量に栽培している農作物の成長は思いのほか早く、仕事は待ってはくれません。「為せば成る 為さねば成らぬ 何事も 成らぬは人の 為さぬなりけり」の言葉を胸に、仕事に打ち込む日々。


、心から望むのは、共に働き、農業の楽しさを分かち合える『人生の伴侶』です。


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