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御坊市名田町   芝本 貴史 (しばもとたかし)さん (30歳)

90aの施設で『キムシー』『シャンベリー』など約30品種のガーベラを栽培されています。
ガーベラ部会長。若い会員を中心に積極的な活動に取り組まれています。
芝本貴史さん(農業新聞2008年9月27日掲載記事より)

 咲きました! ガーベラ
    120品種 周年供給へ


 JA紀州中央は和歌山県最大の花の産地。生産量日本一のスターチス、かすみ草に続き、ガーベラはJA紀州中央管内の特産となっています。

 現在、ガーベラは約120品種が栽培されており、ピンク系では「シャンベリー」「ブライダルキムシー」、オレンジ系では「ケンタッキー」「ビビッド」、イエロー系では「バナナ」「チトリ」が人気です。

 アレンジメントやブライダル用として、関東、中京、関西を中心に全国へ出荷しています。

  栽培面積は昨年より40a増加し、2.6haの施設で栽培されており、全体の6割が養液栽培です。養液栽培では定植株数が30%増える上、肥培管理が全自動で行え、ベンチアップにより労力軽減が図れるため、今後も養液栽培は増える見通しです。

 同JAガーベラ部会長の芝本貴史さんは、90aの施設で「キムシー」「シャンベリー」など約30品種栽培されており、今年6月に定植した分も7月半ばから順調に出荷されています。夏場の高温対策に、軒高が高く換気効率の良いダッチライト型のドームハウスで栽培を行っています。

 「JA紀州中央のガーベラ部会員は11人で、30代の若い会員が中心になって、月1回の定例会を始め、圃場巡回、産地視察、消費宣伝、全国ガーベラ生産者大会への参加など積極的な活動を行っています」と芝本さんは力強く語られます。

 中でも、消費宣伝活動には力を入れており、年に2~3回、西日本花き㈱、名古屋ヤマヱ生花㈱、東京フラワーポート㈱などで品種の展示を行い、カタログを配布しています。今年は中輪系「テンスマイル」を導入するなど、新品種への取り組みにも積極的です。

 生産資材高騰で、施設栽培を行うには厳しい状況が続いていますが、単肥の配合割合を工夫したり、産地として全国に先駆けてのヒートポンプ導入で、高品質なガーベラの周年安定供給を目指されています。


*養液栽培・・・土を使わずに有機物で栽培すること

*肥培管理・・・施肥・水やり・害虫の駆除などを総合的に管理すること

*ベンチアップ・・・労力軽減のため、栽培位置を高くすること

*ダッチライト型ドームハウス・・・多連棟式の大規模温室

*ヒートポンプ・・・家庭用エアコンと同じような構造の冷暖房設備

           重油暖房機に比べコスト削減が図れ、環境負荷も軽減されます。

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